湯ノ沢温泉


天上山

2007年7月、山梨へ出かけた。昼ごろ我が家を出発、東名御殿場を経由して富士五湖を目指す。2時ごろ河口湖に到着、湖畔の駐車場に車を置き天上山に向かった。天上山は山腹が紫陽花で覆われ、標高が高いので今が見頃である(写真左)。ここはロープウェイもあるがメグと一緒なのでハイキングコースを登ることにした。予想通り紫陽花は満開でとてもきれいだ(写真右)。往復1時間弱のハイキングだが勾配がきつくメグもへとへとになっていた。

天上山の紫陽花

大きな紫陽花の花とメグ

渓山荘の玄関

床の間の前でお決まりのポーズ

渓山荘

3時頃天上山を出発。今日の宿は「湯ノ沢温泉 渓山荘」、河口湖と大月の中間の都留市にある。国道からそれると急に道が細くなりその奥に渓山荘があった(写真左)。辺りは富士山の伏流水が湧き出し、宿の横には柄杓川が流れている。まさに風情あふれる一軒宿だ。我々の部屋は二階で、畳と板の間を合わせて11畳ほど、十分な広さだ。窓からは滝や川が見える。さっそくメグを床の間の前に座らせ、いつも通り写真を撮った(写真右)。

温泉と夕食

ハイキング疲れを癒す為、お散歩は中止にして早速温泉に入る。こじんまりとした岩風呂で窓からは隣を流れる川が見える。せせらぎを聞きながらのんびり温泉につかった。湯上りにビールを飲みしばらくするとお待ちかねの夕食だ。山の宿らしく川魚や山菜がメインのメニューが嬉しい(写真左)。鯉のあらいや山女の塩焼きも美味しかったが、硬めのから揚げにした岩魚は絶品だった。自分の毛布の上で良い子にしているメグ(写真右)横目に、岩魚の骨酒も味わった。

山の宿らしい夕食

メグは良い子で毛布の上

山葵田

のどかな散歩道

蛍と朝の散歩

今回この宿を選んだのは案内に蛍が見えると書いてあったから。宿の人に聞くと明かりを消せば部屋からでも見えるとの事。夕食後早速部屋を真っ暗にする。すると川の辺りに明かりがぽつりぽつり、なんとも幻想的だ。もっと見たくなり表に出た。駐車場や山葵田の辺りに沢山飛んでいる。なんとも心癒される風景だ。翌朝は6時半に起床、付近を散策した。昨夜蛍が飛んでいた山葵田(写真左)、周りが草に覆われた道路(写真右)など昔懐かしい風景ばかりだ。

純和風な朝食

朝食

散歩から帰るとまず温泉に入る。3回目の入浴だが何度入っても温泉は良い。窓越しに見える川原には釣り人がいる。この川なら大物が釣れそうだ。朝食は8時から、もちろん部屋食だ。川魚の甘露煮に山葵漬け、蕪と胡瓜の漬物など山間の宿らしいおかずが並ぶ(写真左)。どれも皆美味しかった。メグはもちろんペットフードだが食卓の前で写真だけ撮った(写真右)。食後は部屋でのんびり、メグも昨日の疲れがとれたようでいつもの元気を取り戻していた。

メグもポーズ

富士五湖

今日は雨は降っていないが曇り空で天気はあまり良くない。とりあえず富士五湖を回ってみることにした。山中湖と河口湖は昨日通ったので、西湖、精進湖、本栖湖を目指す。西湖には湖を一周するサイクリングの人達が沢山いた。途中で湖畔に降りてみたが霧がかかっていて何も見えなかった(写真左)。釣り船が沢山出ている精進湖を抜け、本栖湖まで行ってみた。こちらも霧で何も見えない(写真右)。富士山が見えない富士五湖巡りになってしまった。

西湖で

本栖湖で

CAFE M のテラス

生ハムとトマトのパスタ

昼食

本栖湖から西湖まで戻り湖畔のカフェMで昼食にした。ここはテラス席ペットOKだ(写真左)。12時開店で我々が入ったのが12時10分頃だが、すでにほぼ満席状態だった。かなり人気が高い店らしい。生ハムとトマトのパスタと焼き豚と野菜の入ったサンドイッチを注文する(写真右)。どちらもとても美味しかった。メグは犬用の水を貰って大人しくしていた。隣の席のキャバリア(飾り毛を全部刈り込んでいる)にも相変わらず無関心である。

武田神社の入り口で

武田神社

昼食後河口湖から御坂を抜けて甲府へ向かった。目的地は武田神社、甲府の中心地にある。入口の駐車場に車を置き境内を散策する(写真左)。大きな木々が沢山あり本宮も大変立派だ。お参りを済ませた後境内のお茶屋さんで休憩、お抹茶と黒玉を頂いた(写真右)。黒玉はこちらの名物だそうでとても美味しかった。今回の旅では富士山を一回も見ることが出来なかったが、美味しいものを食べ紫陽花や蛍を見ることが出来た楽しい山梨の旅だった。

お抹茶と黒玉の前で


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