塩河原温泉 | ||
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武尊の山なみをバックに |
赤城高原S.A.
2003年10月、紅葉を見に塩河原温泉に出掛けた。横浜の家を出たのは昼前、東名高速は順調だったが環八が大渋滞、関越自動車道に乗ったのは1時過ぎだった。いつものようにコンビニで買ったおにぎりを車中でほおばりながら関越を順調に飛ばし、赤城高原S.A.で休憩。このサービスエリアは見晴らしが良く谷川岳や武尊連峰を見渡せる(写真左)。ここのモミジも色づいて緑から真紅へのグラデーションが見事(写真右)、ここから紅葉見物の始まり。 |
赤く色づいたモミジ |
渓山荘
関越自動車道を沼田I.C.で降り、宿へ向かう。途中「道の駅」に寄りヨーグルトとリンゴを買った。リンゴはお食後用、ヨーグルトは朝の散歩用だ。15分ほどで宿に到着、今日の宿は塩河原温泉の「渓山荘」、美人の湯として有名なペットと泊れる温泉だ。宿は入り口から純和風(写真左)、建物も本館、別館、離れ、風呂場がそれぞれ別の建物になっている。遠くから見ると旅館全体が木々に囲まれた一つの集落のように見える(写真右)。 |
渓山荘の入り口 |
木々に囲まれた渓山荘のたたずまい |
椅子でリラックスするメグ |
お洒落な水場 |
素敵な造りの和風の部屋 渓山荘は部屋の造りも純和風だ。部屋は8畳だが周りにL字型のスペースがあるのでとても広い。しかもその一部(入り口の部分)が土間になっていて、和風の良い雰囲気を醸し出している。庭に面した部分には不思議と和風な雰囲気に合う素敵な椅子がある(写真左)。調度品や照明にも工夫を凝らしている。水場の造り(写真右)やスポットライトを効果的に使ったライティングはいかにも女性が好みそうだ。 |
川原を散歩するメグ |
川原へお散歩 温泉に入る前に近くの川原まで遊びに出掛けた。宿から5分ぐらいで川原に到着、結構水量も多く綺麗な川で魚も泳いでいる。誰もいなかったので、メグのリードを外すと気持ち良さそうに一人(匹)で散歩していた(写真左)。夏場に水好きの犬と来れば川に入ってさぞ楽しいだろう(残念ながらメグは水嫌い)。しばらく遊んだあと、宿の周りをぐるっと散歩、途中に柿の木があり実がたわわになっていた(写真右)。田舎の秋を感じさせる光景だ。 |
田舎には柿の木が良く似合う |
夕食
「渓山荘」の夕食はメグと一緒に個室でいただく。絨毯を敷いた和室にテーブルが置いてあり、大正ロマン風の良い雰囲気だ。食事は付きだしの後、岩魚の塩焼きと豚のしゃぶしゃぶがメイン、刺身もあって盛り沢山だ(写真左)。どれも美味しかったが、特に岩魚の塩焼きは焼き立てを出してもらい絶品だった。お酒はベルギーの生ビール(ホームページにあるチケットで無料)と地の日本酒「谷川岳」を楽しんだ。メグはいつも通りテーブルの下でじっと我慢(写真右)。 |
ベルギー生ビール、豚しゃぶ・・・ |
メグはテーブルの下で待て |
ドウダンツツジが真っ赤に色付いて |
公園にかかる釣り橋 |
朝の散歩
翌朝は6時半に起床、まず温泉に入る(3度目)。ここの温泉はぬるめでゆっくりつかる事が出来る。内湯と露天があるがどちらもとても良い雰囲気だ。風呂を出ると肌がつるつるになるので、きっとアルカリ質なのだろう。温泉の次はメグとのお散歩、近くの公園まで出掛けた。公園沿いに植えてあるドウダンツツジは真っ赤に紅葉していてとても綺麗(写真左)。さらに奥まで行くと立派な釣り橋がかかっていた(写真右)。近くには古い校舎なども保存してあり良い雰囲気だ。 |
紅葉が始まった諏訪峡 |
諏訪峡
「渓山荘」を後にして紅葉を見に水上温泉近くの「諏訪峡」に向かった。ここは片道2.5Kmの遊歩道が整備されている。上り下りもっけっこうあるのでメグと歩いたら往復1時間半かかった。利根川の渓谷の流れは緩急があり素晴らしい。紅葉も始まっていて木々が赤や黄色に染まっていた(写真左)。周囲の山々の紅葉もとても綺麗だ(写真右)。紅葉見物を終えて駐車場(「道の駅水紀行館」)で名物の「豆腐アイス」を買う、さっぱりしていて美味しかった。 |
周囲の山々も紅葉が綺麗 |
五郎兵衛やかた |
五郎兵衛うどん定食 |
昼食
諏訪峡の次の目的地は新治村の「たくみの里」、30分位のドライブだ。「たくみの里」の入り口で昼食をとる。食堂の名前は「五郎兵衛やかた」、建物は古い農家風(写真左)。ここのお勧めは五郎兵衛うどん、味噌味の汁に四角いうどん、具も沢山入っている。我々は「五郎兵衛うどん定食」を注文、定食にはうどんの他に田楽、刺身こんにゃく、冷奴、ひえの御飯などがついている(写真右)。建物も食事も気分は田舎暮らし。 |
たくみの里
「たくみの里」はどこか懐かしい香りのする町並である(写真左)。町並みの中にいろいろなたくみの家が点在し、物つくりの体験が出来る。七宝焼き、竹細工、お面造り、蕎麦打ち道場などなど、26種類の工房がある。その中で、「ガラスの家」でグラスの表面に砂で絵を描く作業に挑戦した(写真右)。絵を切り取ってそこに砂を吹き付けるまで約30分、久しぶりで真剣に作業をこなした。結構楽しかったが、メグは参加出来ないので車の中でお昼寝していた。 |
たくみの里の町並み |
ガラス工芸に挑戦 |
ガラス工芸の作品 |
おみやげ
30分苦労した結果はご覧のとおり(写真左)、2つとも犬の絵を書いた。作品のグラスを持って、たくみの里のはずれにある林檎園に行った。群馬生れのリンゴ「陽光」を選んでいると、リンゴは肌の綺麗でない方が美味しいと教えてくれた(写真右)。リンゴも人も同じだとは林檎園のおじさんの弁、まさにその通りだ。グラスとリンゴをお土産に家路についた。ちなみに今回の旅行の走行距離は400km。 |
たくみの里の林檎園 |
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