2005年9月､伊豆の下田へ出かけた。今回は若夫婦と一緒で四人プラス一匹の旅だ。我が家を９時過ぎに出発し若夫婦と合流した後沼津で昼食にした。お店は「トラットリア　プリオ」テラス席はペットOKのイタリアンレストランだ（写真左）。駐車場はほぼ満杯だったがラッキーな事にテラス席は空いていた。我々はランチセットメニューのスパゲッティを注文、メグには水を注文する（写真右）。スパゲッティはおいしく店の雰囲気もなかなか良かった。

昼食を終え伊豆の中央（R136,R414）を通り下田を目指す。途中道の駅「天城越え」（写真左）で休憩、滑沢渓谷に続く遊歩道を歩いてみた。途中でわさび田があったのでメグにポーズを取らせて写真をとる（写真左）。そういえば伊豆のこの辺りはわさびで有名だ。遊歩道は周りが木々で囲まれとても気持ちがよい。もう少し先まで進んだが、滑沢渓谷までは時間がかかりそうなので引き返した。道の駅で「わさび入りアイス」を食べ宿を目指して出発した。

今日の宿は下田の河内温泉にある「金谷旅館」だ（写真左）。百年以上続く旅館で「千人風呂」で有名だ。今回は二部屋予約しておいたが、この二部屋が続き部屋で襖を開けると一続きの大きな部屋になる。片方が10畳の部屋、もう一部屋が8畳に4畳の次の間付きなので、廊下などをあわせ全部あわせると30畳近くの大広間になる。メグは広い部屋の隅々をチェックし、それが終わるといつも通り写真を撮った。今回は古風な鏡台の前でポーズをとらせた（写真右）。

部屋で一休みした後はいよいよ温泉だ。「千人風呂」は思った以上に大きくてびっくり、深さもありゆっくり入浴できた。日帰り入浴の人もたくさんいたが、わざわざ入りに来るだけの価値がある温泉だ。入浴を終えてしばらくのんびりしていると夕食が運ばれてきた。メインは舟盛り、伊勢海老や鮑、近海ものの魚などおいしそうな刺身が並んでいる。そのほかにも天婦羅などお決まりの料理もたくさんあって、ビールと日本酒を飲みながら楽しい夕食だった。

翌朝は６時に起床、メグのトイレも兼ねて散歩に出掛けた。数分歩くと蓮台寺川の橋に出る。金谷旅館は蓮台寺駅から数分の街中にあるが、そこからの風景は山の緑が大きく広がり、とてものどかだ（写真左）。橋の袂を右へ曲がるとそこは蓮台寺温泉街、立派なつくりの温泉旅館が並んでいる。「吉田松陰寓寄所」の案内を見つけ、行ってみる事にした。そこには、古いかやぶき屋根の家が建っていた。門の前でメグの写真を撮り宿に引き返した（写真右）。

宿に戻りもう一度「千人風呂」に入った。この時間は日帰り入浴が始まっていないので、湯船には他に一人しか客がおらず、大きな湯船でのんびり入浴できた。朝風呂はとても気持ちよい。朝食は温泉旅館の定番である鯵の開きに海苔、ハムとサラダなど、昨日の伊勢海老で出汁をとった味噌汁がとても美味しかった（写真左）。朝食の後は出発まで部屋でのんびり、メグも腹ばいになったお兄ちゃんの足の上に載ってリラックスしていた（写真右）。

今日の最初の目的地は南伊豆の堂ヶ島だ。宿からは30km約1時間のドライブで11時前には到着した。早速遊覧船の切符を買いにいく。切符売り場の横に犬用のケージがあるので聞いてみると、ケージに入れれば小型犬は乗船OKとのこと、しかもケージは無料、早速メグもケージに入って遊覧船に乗り込んだ（写真左）。遊覧船は天然記念物の「天窓洞」（写真右）をめぐる15分ほどのクルーズだったが、メグはケージの中でおとなしくしていた。

次に向かったのは黄金崎にある「クリスタルパーク」だ（写真左）。ここはガラスに関する美術館やギャラリー、ショップなどがあるが、その一角にある「体験工房」は犬連れOKだ。4人でコップにサンドブラストで絵を描く作業に挑戦する。各人がコップの形と色を決め、シールを貼ったり、特殊塗料で絵を書いたりして最後に細かい砂を吹きかけて完成、30分ほどの作業だったが、その間メグは作業台の傍で大人しく待っていた（写真右）。

コップの体験工房も無事終了し、少しお腹もすいてきたので、甘いものを食べることにした。向かったのは、戸田にある「フルーツランドギャラリー」、ここは季節のフルーツパフェが美味しいことで有名だ。しかもテラス席はペットOKとの事で前から行ってみたいと思っていた。今の季節はメロンパフェだったがとても美味しかった（写真右）。これで1200円はリーズナブルだ。ただ、残念ながらこの日はテラス席は閉まっていたのでメグは店の前で待っていた。