四万温泉


四万温泉

2004年8月、群馬の四万温泉に出掛けた。関越自動車道を渋川伊香保ICで降り、一般道を1時間ぐらい走ると到着する。家を午前中に出たが、都内が混んでいた為、着いたのは4時頃、宿の入り口は車で一杯だった(写真左)。今回の宿は「三国園」、ペット連れの客がメインの温泉旅館だ。改装を終えたばかりなのでとても綺麗だった。もう少し古びていた方がひなびた温泉らしい気もするが…。メグは慣れたもので着くなりリラックスしていた(写真右)。

三国園の玄関前

部屋でリラックスするメグ

四万川の滝

新湯地区の風景

四万温泉探索

早速、探索に出掛けた。四万温泉は幾つかの地区に分かれていて「三国園」は一番奥の日向見地区にある。四万川沿いに新湯地区まで行く事にした。四万川は流量は多くないが、水は綺麗で所々に滝がある(写真左)。周りは木々に囲まれなんとも良い雰囲気だ。10分程で新湯地区に到着した。この地区も国民宿舎と大きな旅館はあるが温泉街と言う感じではない。山並みの中にぽつんと温泉がある感じだ(写真右)。四万温泉全体がのどかな感じがした。

大きなお膳に一杯の夕食

温泉と夕食

宿に戻り温泉に入る事にした。玄関前の車の数からお風呂は込んでいると思ったのに、内風呂は誰もいなかった。のんびり温泉につかり、次は夕食、もちろんメグも一緒だ。大きな個人用のお膳一杯に並んだ食事は鯉のあらいや鮎の塩焼き等、山の幸が一杯だ(写真左)。右手前のすだれの中身は突き出し、蓋付きのおかずの中身は鰻と煮物だ(写真右)。結構ボリュームがありお腹一杯になった。ビールも飲んでほろ酔い気分で四万温泉の静かな夜が更けていった。

蓋を開けると鰻と煮物が

朝の散歩

翌朝6時ごろに起床、メグと一緒に朝の散歩に出掛けた。温泉街の道沿いには真っ赤なサルビアがたくさん咲いている(写真左)。サルビアは華やかな花ではないが、これだけ纏まって咲いていると壮観だ。サルビアを眺めながら、宿の奥にある日向見薬師まで行った。この薬師堂は重要文化財に指定されているそうで、見るからに風格がある(写真右)。誰もいなかったのでメグの写真を撮ってからお参りを済まし、朝食前に温泉に入るために急いで宿に帰った。

道沿いのサルビア

日向見薬師

野趣満点の露天風呂

朝食のお膳

温泉と朝食

宿に帰ると露天風呂が空いていたので、さっそくひと風呂浴びた。ここの露天風呂は家族風呂形式で貸切で入れる。目の前が崖で見晴らしは最高だ。湯船は人間用の他に犬用もあるが(写真左)、メグは水嫌いなので脱衣場に待たせておいた。昨夜寝る前にもこの露天風呂に入ったが、満天の星空がとても綺麗だった。結局温泉には3回入った。朝食は夕食と同じ個室でいただく。鮭の焼き物や海苔、漬物等純和風のメニューで美味しかった(写真右)。

入り口のフラワーウォール

ぐんまフラワーパーク

9時ごろ宿を出発、赤城山のふもとの「ぐんまフラワーパク」に向かった。8月は花のシーズンではないが、園内が広く犬連れOKとのふれ込みに惹かれた。到着するとまず入り口のフラワーウォールに圧倒された(写真左)。中に入ると結構綺麗な花が咲いてる。さっそくメグのポーズをとってもらい記念撮影(写真右)。夏休みのためか園内には家族連れが多い。楽しそうに遊ぶ子供たちを横目に、イングリッシュガーデンとバラ園を見て周った。

花壇の前で

なかや桑風庵の家構え

へぎ蕎麦

なかや桑風庵

昼食は赤城道路沿いの蕎麦屋「なかや桑風庵」に決めていた。ところが、赤城道路に入ると蕎麦屋の看板がやたらに目に付く。蕎麦が名物のようだ。美味しそうな店があったらこだわらずに入ろうと、あたりを見回していると「桑風庵」の看板が目に入った。お店の佇まいもなかなかだ(写真左)。さっそく入って、へぎ蕎麦を注文、にしん・きんぴら・漬物も付いていた(写真右)。へぎ蕎麦は短めで食感が良く美味しかった。わざわざ来た甲斐があった。

赤城山

次は赤城山の大沼へ向かう。赤城道路は2車線の整備された道で快適なドライブだ。窓から入る高原の涼しい風にメグも満足だ。大沼に車をおき、湖畔でメグの記念撮影(写真左)。それから赤城神社に向かった。赤城神社は大沼に浮かぶ小島に建っている。何のご利益があるのかよく知らないが、結構参拝している人がいる(写真右)。我々も清めの水で手を洗い、メグと一緒にお参りを済ませた。何の神様かも分からずにお参りするのだからいい加減な物だ。

大沼

赤城神社

牧場の花壇の前で

クローネンベルグ

最後の目的地はクローネンベルグ(赤城高原牧場)だ。大沼から行きとは違う道を選んだ。こちらの道は木々に囲まれ気持ちが良いが、道幅が狭く(1車線ぎりぎり)カーブも多い。ちょっと緊張したドライブを楽しんだ。クローネンベルグはドイツの農村の町並みを再現した牧場で、もちろん犬連れOK。場内にはドッグランまである。牧場内を散策し、お土産(地ビールとソーセージとケーキ)を買って家路についた。走行距離450km、楽しい旅だった。

ドイツの町並み


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