２００７年１２月､伊豆の国市（伊豆長岡）の古奈温泉に出掛けた。。今回は息子夫婦と一緒の忘年会だ。昼前に自宅を出発、伊豆を目指す。東名・小田原厚木と高速を乗り継ぎ、伊豆の入り口で昼食にした。お店の名前は「マイアミ」アメリカに来たようだが、実際には「舞網」と書く。魚料理が美味しいお店だ。定食（写真左）と鮑の刺身を注文、とても美味しかった。食事の間メグは車の中で（写真右）おとなしく待っていた。満腹のお腹を抱えて宿を目指す。

宿に行く前に熱海の梅園に寄った。ここは伊豆でも紅葉が遅く今が見頃だ。入り口を入るといきなりきれいな紅葉が眼に入った。メグもお兄ちゃんに抱っこされて（写真左）紅葉見物。更に奥に進むともみじとイチョウが同居した最高のスポットが（写真右）。思わずその美しさをカメラに収めた。梅園を後にし、熱海海岸で「お宮の松」を見てから宿へ。直接宿まで行くつもりだったが、小腹がすいたのでケーキ屋「ラファッソン」でお茶をしてから宿に向かった。

今回の宿は伊豆の国市古奈の「古奈別荘」、客室が離れ屋の宿だ。門を入り階段を上がると見事な日本庭園が広がっている。その庭園を囲むように離れ屋が建っている。我々の建物は「当り」（写真左）、８畳が２部屋に６畳が１部屋でトイレが２箇所もついている。４人+１匹には十分すぎる広さだ。部屋は全て和室でコタツまでセットしてある。とても懐かしく居心地が良い。さっそくメグを床の間の前に座らせ、定番の写真を撮った（写真右）。

メグは熱海梅園で散歩を済ませたので、こたつで抹茶を頂いてからすぐに温泉に入った。まず露天風呂に浸かる。程好い大きさでのんびり出来た。風呂上りにビールを飲んでいると夕食の時間になった。お膳には前菜（写真左）が並んでいる。この後お刺身、茶碗蒸し、鴨鍋など続々とお料理が登場。美味しい日本酒も注文し４人の忘年会は大いに盛り上がった。残念ながら夕食は食事処なのでメグは部屋でお留守番（写真右）、大人しく待っていた。

朝は６時に起床、メグと散歩に出掛けた。まず伊豆長岡の駅に向かう。沿道には旅館やスナックの看板が並び（写真左）、温泉街の雰囲気をかもし出している。コンビニでヨーグルトを買ってから狩野川の土手に行ってみた。里山の向こうに富士山がうっすらと見える。メグと一緒に富士山も撮ったが（写真右）、残念ながら写真には写らなかった。土手から川原を見ると野生の鹿が５匹、川を渡っている。早起きは三文の徳、珍しい光景を見ることが出来た。

散歩から戻り朝風呂に入る。昨夜寝る前にも入ったので３度目の入浴だ。風呂から出ると朝食、夕食同様食事どころで頂く。湯豆腐、鯵の干物、おかゆに味噌汁、全てが温かい（写真左）。焼きのりも焼き石の上においてありパリパリに乾燥している。大旅館ではまねの出来ないきめ細かな気配りだ。大きな卵焼きもふわふわしていてとても美味しかった。食事を終え部屋に戻り、良い子で待っていたメグをお兄ちゃんが抱っこ（写真右）。メグは大満足だ。

宿を出発し、修善寺自然公園に向かう。 ここも紅葉の名所で、特にもみじが多い。駐車場には観光バスが数台止まっている。看板には「年金・・・」、予想通り公園内はお爺ちゃんとお婆ちゃんで溢れ返っていた。人混みを避けて広場のほうから散歩した。公園内はもみじが多くとてもきれいだ（写真左）。３０分程公園を散歩した後、修善寺の「しいたけ村」でしいたけ狩りを楽しんだ。ここは犬は入れないので、メグは車の中でお留守番していた（写真右）

大室高原の「イル・コーヴォ」で昼食にした。ここは店内もペットOKのイタリアンレストランだ。カルボナーラ（写真左）、ボンゴレ、ニョッキを注文、どれも美味しかったが、特にカルボナーラは玉子の絡み方が良く絶品だった。近くの席にコーギーを連れた客がいたが、メグは気にもせず足元で大人しくしていた（写真右）。大室高原からは伊豆スカイラインを抜けて御殿場のアウトレットでお買い物、一泊二日の楽しい忘年会になった。