秩父


かき氷

2007年9月、秩父へ出かけた。関越自動車道で行こうとしたが環八が大渋滞、予定を変更して中央道から圏央道を経由して関越の花園ICへ向かった。午後二時半ごろ長瀞に到着、最近話題の氷屋さんを目指す。そこは「阿左美冷蔵」(写真左)、長瀞の天然氷を使ったカキ氷が人気だ。さっそく「氷糖みつ」と「あずき」を注文、どちらもきめが細かく超山盛りの氷でとても美味しかった。特に「氷糖みつ」は練乳も付いていて(写真右)二種類の味を同時に楽しめた。

阿左美冷蔵

山盛りのカキ氷

和どうの立派なたたずまい

浴衣を着てお決まりのポーズ

和どう

今日の宿は「和どう」長瀞と秩父の中間にある温泉宿だ(写真左)。大きな旅館で部屋数も多いが、2部屋だけ限定で犬が泊まれる。部屋の大きさは8畳くらいだが、部屋にはケージがありベランダには犬専用の露天風呂までついている。何より驚いたのは人間用とおそろいの犬用浴衣が用意されていることだ。さっそくメグに着せて、床の間の前で写真を撮った(写真右)。お茶を飲んで一休みしてからお散歩へ。宿の周りは畑や民家がありとてものどかだった。

温泉と夕食

散歩から戻るとお待ちかねの温泉だ。浴場も大きく露天風呂もついている。平日のせいか入浴中の人は一人だけで、のんびり露天風呂を独占できた。今回の夕食は会席料理を予約してある。会食用の個室には先付と前菜が並んでいた。りんごのワインで乾杯した後、前菜を食べ始めると松茸の土瓶蒸しが運ばれ、その後も松茸の炭火焼に松茸御飯とまつたけざんまいの料理だった(写真左)。一方メグは部屋でペットフードを食べて(写真右)大人しく待っていた。

豪華な会席料理

メグはいつも通りのペットフード

キャリーバックに入ったメグ

朝食のメニュー

朝の散歩と朝食

翌朝は6時半頃起床、メグを散歩に連れ出す。この宿は部屋以外の廊下やロビーはメグをケージに入れての移動となる。キャリーバックは以前買ったものがあるが使うのははじめて、大人しく入ってくれるか心配だったがご覧の通り(写真左)すぐに慣れてくれた。散歩の後温泉に入ると朝食の時間になった。温泉宿には珍しく和食と洋食を選択できる。我が家は和食にした。朝食のメニューは写真の通り(写真右)、自分で作る目玉焼きが面白かった。

秩父神社の入り口で

秩父神社

今日の最初の目的地は秩父神社だ。正面の入口に立つと立派な本堂が中央に見える(写真左)。本堂の壁には彫り物が飾られている(写真右)。左甚五郎作の「子育ての虎」や「つなぎの龍」など有名なものが多い。中でも「見る猿・聴く猿・喋る猿」の彫り物は日光の「見ざる・聞かざる・喋らず」とは正反対の発想で面白い。また境内には夜祭り用の屋台の倉庫もあり秩父らしさを感じた。秩父神社の向かいには秩父祭り会館もあるが、メグが入れないので今回はパスした。

本殿の前で

秩父ミューズパーク

次の目的地は「秩父ミューズパーク」だ。秩父の町の西側の丘陵地帯に広がる大きな公園だ。車を駐車場に止め公園内の散策を始める(写真左)。公園内には一般の道路とサイクリング専用道路が左右にあり、中央には石畳の散策路が続いている。銀杏並木がとてもきれいだ(写真右)。石畳を進むとプールやテニスコート、パターゴルフ場などが現れる。サイクリングやジョギング以外の人はほとんど見当たらなくのんびり出来たが、石畳の照り返しが暑かった。

モニュメントの前で

きれいな銀杏並木

天ざるとざる蕎麦

テーブルの下でメグは待て

昼食

長瀞まで戻って昼食をとることにした。ところが車のエンジンを掛けてもエアコンが効かない。やむを得ず窓全開で走った。風きり音の凄さと暑さで参ってしまう(そういえば、昔はエアコンが無かったのでこういう走りをしていた)。長瀞に着き、川沿いの「丹一」で天ざる蕎麦とざる蕎麦を食べる(写真左)。ここは外の席は犬OKで、テーブルの横にはリードを結わくフックがついている。メグは大人しくテーブルの下で待っていた(写真右)。

長瀞の岩の上で

長瀞

昼食後長瀞の川岸に出てみた。さすがに3連休、沢山の人出だ。岩場や(写真左)川面で(写真右)写真を撮って帰路につく。エアコンが効かないので関越自動車道も窓を開けて100kmのスピードで走った。今回のお土産は秩父の地酒に和菓子、帰ったら皆に配ろうと思う。今回の旅は後半が暑い暑い旅となったが、合計300kmを越える楽しい旅だった。今度は夜祭(12月)の時にまた来たいと思うが、宿が取れるかどうか。でも頑張ってみよう。

瑠璃色の川をバックに


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