我が家の愛車達
日産ブルーバードU 1973年 1600cc 5速MT、ハードトップ全盛の時代。就職して初めて新車を買った。当時の売りは5速のミッションとツインキャブレター。エンジンは1800ccと1600ccがあったが、財布の都合で1600ccを選択。当時流行り始めたオーバートップで高速ドライブを楽しんだ。当時の購入価格は83万円だったと思う。なんとなくスポーツタイプに憧れ「SSS」のエンブレムが自慢だった。サイドの赤い「J」ラインは1600cc専用、1800cc車は黒だった。売れ筋は1800ccだったので、赤のラインは珍しかった。エアコンは付いていなかったので、夏はハードトップの窓を全開にして走った。 |
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日産ブルーバード810 1977年 1800cc 5速MT 子供が出来て4ドアに鞍替え。費用は実家から少し補助してもらった記憶がある。母親はハードトップの後席への乗降りが嫌だったのだと思う。ブルーバード810はこれといった特長のない車だったが、フロントサイドのピラーが細く視界が良かった。当たり外れもあるのだろうが、この車はラジエターに穴が開きオーバーヒートしたり、ボンネットの塗装が剥げて錆付いたりと散々だった。ブルーバードで名車と言われるのは「510」と「910」である。私が乗ったのは「610」(Uのコード番号)と「810」なので、名車と名車の間の車達だった。 |
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トヨタビスタ 1982年 2000cc 5速MT 子供が3人になり、FFと広さに惹かれた。この車はモーターショーでトヨタがプロトタイプとして発表した時から気になっていた。子供が3人になったので室内空間の広い車を探していた。FFはプロペラシャフトの膨らみが無いので後席に3人乗せるのに好都合だった。このビスタは室内が広いだけでなく、よく走った。転がり摩擦が小さいのだろう。クラッチを切ると何処までも惰性で進んでいった。ハイギアドな設定なので、高速は静かで燃費も良かった。冬には、後席を倒して布団を敷き、子供3人を寝かして日帰りスキーの出掛けた。今では考えられないが・・・。 |
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ホンダレジェンド 1988年 2000cc/V6 AT 良い車に長く乗ろうと。子供が大きくなるに連れてレッグスペースの広い車が欲しくなった。ホイールベースの長いFF車を探し、たどり着いたのがレジェンドだった。高かったが思い切って買ってしまった。気に入って11年乗ったのだから結果的にはお買い得だった。この車はホンダの最高級車だけあって細部のつくりが良い。シフトノブの操作感、つまみのクリック感などはさすがである。何よりも、長く乗ってもシートがやれてこないのが良かった。レジェンドで初めてオートマにした。便利だが慣れるまではちょっと戸惑った。この車からドアミラーになったのも戸惑いの一因だった。 |
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ホンダアヴァンシア 1999年 3000cc/V6 AT またワゴンが欲しくなった。子供が成人し、家族全員で出掛ける事が少なくなると車の使い方も変わってくる。日曜大工の材木も積みたいし、買った植木も積んできたい。こうなるとワゴンが最適。そう思っていたときアヴァンシアが発売になった。やや高い車高(楽に乗り込める)、ディスチャージヘッドライト(年をとると明るいのが嬉しい)、カーナビ(文句も言わずに道案内をしてくれる)、オートクルーズコントロール(レーダー感知で速度制御するので、高速ではアクセル・ブレーキ知らず)とどれをとってもおじさん仕様。そういえば最近すれ違うアヴァンシアのドライバーは同年代が多い気がする。 |
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ホンダレジェンド 2004年 3500cc/V6 AT 子供達も独立しそれぞれ自分の車を持つようになった。そうなれば夫婦二人とメグが乗れれば十分だ。次の車は2シーターのスポーツカーにでもとも思ったが、そこまでは勇気が無い。そんな時新しいレジェンドが発売になった。4輪駆動の300馬力、ホンダらしいスポーツタイプのラグジュアリーカーだ。雑誌を読むとコーナーの走りが凄いらしい。そしてフル装備で何でもついている。ちょっと大きいが頑張って乗ってみることにした。いざ乗ってみるとあまり大きさは気にならず、なかなか快適、特に運転していて疲れないのが最高だ。シートや足回りのセッティングが良いのだろう。長く付き合えそうだ。 |
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ホンダオデッセイ 2012年 2400cc AT 4人目、5人目の孫が生まれた。嬉しい事だが4人家族と一緒に乗るのはレジェンドでは無理だ。そこで7人乗りの車に乗り換えることを決意した。ステーションワゴンタイプの車をいろいろ試乗し、ホンダのオデッセイに決めた。3列目が広いのと装備がレジェンドと似ているので扱い易いからだ。この年になると動力性能よりも安全性能が気になる。運動神経の落ち込みをカバーする為、追突軽減装置、車線維持装置、マルチビューカメラ、障害物感知ブザーなどを装着。リアエンターテイメントシステムも装備、孫たちと楽しいドライブが出来そうだ。問題は何歳まで一緒に出掛けてくれるかだが…。 |