浅間温泉


松本城

2004年6月松本の浅間温泉に出掛けた。今回の旅のコンセプトは城下町松本の探索と温泉、そして高原ドライブだ。午前中に我が家を出発し、中央高速をひた走り2時半頃松本に到着、結構遠かった。まず松本城見物、思ったよりも小さな造りだが黒の塗装が美しい。もちろんメグは城内には入れないが、周りの公園からの眺めでも十分だ。また観光客が少ないのも嬉しい。平日のせいもあるが、地元の人がのんびり散歩していてのどかな雰囲気だ。

松本城をバックに

公園での一こま

趣のある味噌屋のたたずまい

開智学校の前で

松本市内探索

松本城から市内探索に出発、まず「萬年屋」で美味しそうな信州味噌を買う。次は和菓子屋の「梅月」、なんでも大正時代からやっている老舗との事。お店の造りも商品の展示も昔のままだ。最中を買ったがとても美味しかった。ついでにもう一軒和菓子屋に寄った。こちらは「開運堂」、お店の造りは現代風で洒落ている。「梅月」とは対照的だ。知人用の土産を買い、最後は開智学校に寄った。実際に使われていた校舎だが、とても美しい形をしている。

玄関前の坪庭で

坂本の湯

今夜宿泊する浅間温泉に向かう、松本市内からは10分程のドライブだ。宿の名前は「坂本の湯」、こじんまりとした和風の温泉旅館で、もちろんペットもOKだ。我々の部屋は二階の奥で広さは10畳、二人と一匹には十分な広さだ。メグはさっそく床の間の前でリラックス(写真右)、最近は旅慣れたものだ。この宿は全部で7部屋と小規模で、感じの良いオーナー夫婦で取り仕切っている。必要最小限のサービスがとても心地よかった。

リラックスするメグ

浅間温泉

温泉街に散歩に出掛けた。30分もあれば一周出来そうな小さな温泉街だ。大きなホテルはほとんどなく、こじんまりとした和風旅館が多い。そのどれもが趣があり、なんとも良い感じな温泉街だ。そんな宿の前でメグにポーズをとらせる(写真左)、なかなか絵になる光景だ。温泉街の中心にある浅間温泉会館まで行った。入り口にあるお湯かけ道祖神の前でメグをパチリ(写真右)。最近のメグは「ポーズ」と言うとシャッターを切るまで動かない、慣れたものだ。

温泉街で

湯かけ道祖神

夕食の前菜

オコゼのから揚げ

温泉と夕食

宿に戻るとさっそく温泉に入る。「坂本の湯」の温泉は沸かさない、水を足さない、循環しないが自慢の掛け流しの湯だ。広くはないが総檜の湯船に浮かぶ湯の花の香りが心地よい。夕食は部屋出しで純和食だ。湯上りのビールを飲みながら前菜をいただく(写真左)、特に右上の海老は絶品だった。地酒をオーダーし、ほろ酔い加減のところにオコゼのから揚げが出てきた(写真右)。これがまた美味で一気に食べてしまった。他に冷しゃぶ等もあり大満足の夕食だった。

神宮寺の門前で

朝の散歩

6時半頃メグがそわそわし始めたので朝の散歩に出掛けた。温泉街の裏手にあたる御射神社へ向かう。空気が澄んでいて早朝の散歩はすがすがしい。半袖のシャツではちょっと肌寒いくらいだ。御射神社には5分ほどで到着、赤い鳥居をくぐり奥の神社にお参りした。続いて神宮寺へ向かう(写真左)。30分ほどで宿に戻った。朝食は和食、量もちょうどよかった(写真右)。温泉で汗を流し、9時ごろビーナスラインの高原ドライブに出発した。

朝食

バレリーナの彫刻の前で

赤いモニュメントをバックに

美ヶ原高原美術館

まず美ヶ原スカイラインを抜けて「美ヶ原高原美術館」に向かう。クーラーを止め、窓を開けて走ると高原のすがすがしい風が入って来た。メグもとても気持ち良さそうだ。道幅は狭くヘアピンカーブもあり、久しぶりでちょっと緊張しながら運転を楽しんだ。「美ヶ原高原美術館」は屋外展示場なら犬連れOKだ。メグと一緒に屋外のモニュメントを一つ一つ見て歩いた(写真)。有名な作品、初めて見る作品等いろいろだ。1時間ほど見て歩いたが半分も周れなかった。

「とく田」の蕎麦

今回の目的の一つであるビーナスラインは美ヶ原から始まる。2車線の整備された道を進む、心地よいドライブだ。落合で一般道に入った。目的地は蕎麦屋の「とく田」だ。和田村に向かう道の途中にある一軒屋だがこの蕎麦がうまい。一番粉の「さらしな蕎麦」、二番粉の「野の入蕎麦」、三番粉の「田舎蕎麦」の3種類を盛り付けた三色蕎麦を注文した(写真左)。蕎麦がきも食べて大満足。ここはテラス席ならペットもOKなのでメグもご機嫌だ(写真右)。

三色蕎麦

テラス席のメグ

霧が峰の散策路で

霧が峰高原

満腹のお腹を抱えてドライブ再開、和田峠からビーナスラインに戻る。所々に蓮華つつじが群生している。霧が峰高原で休憩する事にした。車を止め、メグをつれて散策路を進んだ(写真左)。霧が峰は広大な草原でグライダーの滑走路もある。霧鐘塔(写真右)までは歩いて10分程の距離だ。駐車場に戻り高原牛乳を飲んで再びドライブ開始。白樺湖から大門街道を経由して、中央高速で家路についた。走行距離は約500km、コンセプト通りの満足のいく旅だった。

霧が峰の霧鐘塔


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